活動内容– KAYOUプロジェクトの活動を紹介します –

Mission

わたしたちの使命

「KAYOUプロジェクト」を利用することによって、小中学生の「不本意な転校」、義務教育ではないことを理由に院内学級制度がないことで「各高校の担任や校長先生の裁量」という曖昧な部分に依存されている高校生。そもそもそのようなサポートがない専門学校生や大学生にも、社会の不平等な仕組みを変えるべく、すべての学生が温かく見守られ、応援される社会をつくること。

誰もが応援される社会を

Vision

わたしたちが目指す社会

学校に通えないすべての子どもたちに、学校に通うのと同じまたはそれ以上の、勉強の機会・生きる力を身につける機会が与えられる社会

生きる力を身につける機会

オンライン院内学級KAYOUプロジェクト
活動内容について


オンライン院内学級KAYOUプロジェクトでは、入院中の子どもたちにオンライン学習を無料で提供しています。ケアを勉強した各教科の先生を、子どもたちの希望や相性を考えて推薦し、ご受講いただきます。私たちは専門のカウンセラーではありませんが、子どもたちや親御さんのご相談もできる限り賜ります

今後、患児やご家族にサービスを届けるためのご協力、学校や病院などのご協力、そして共感して資金面でご支援くださる方を募るための活動を行っていきます。

長期入院中のわたしでも
オンラインだから安心をして
勉強が続けられる。

KAYOUプロジェクト
誕生秘話

※画像は、実際にご利用いただいた生徒達

「学校が好きなのに通えない」

 世界には6,100万人もの学校に通えない子どもたちがいるそうです。しかし「行きたいのに学校に行けない」は決して遠い外国の問題ではありません。先進国の日本にも「学校が好きなのに通えない」、病気と闘う子どもたちがいることをご存知でしょうか。

その数はなんと約15万人。子どもの難病である小児慢性特定疾患の患者数の、厚生労働省による推計です。このうち、多くの子どもが学校が大好きでも通うことができません。その姿は「君の膵臓を食べたい」「1リットルの涙」「世界の中心で愛を叫ぶ」など多くの小説・映画・ドラマでも描かれています。
 
また、こういう子どもたちが入院する際の「院内学級」についても意外と知られていません。 まず、病院内に設置された院内学級で授業を受けるには「転校」しなくてはいけないという事実があります。パソコンやインターネットがない時代に作られたルールが未だに使われています。

もうひとつ、特筆すべき課題は、高校生には院内学級そのものがない私学の小・中学生も転籍しないと院内学級には通えないということです。

日本国内では高校への進学率は98%に及びます。しかし義務教育でない」という理由から、県として導入を決めている神奈川県などを除き、ほぼ設置されていません。

文部科学省は、学校に通えない子どもが、オンライン教育によって単位を取ることを認めていますが、これを提供できている学校は少ないのが現状です。

受講のときに必要なもの


パソコン(Windows7以降/MacOS10.10以降)
光回線及び大容量のWifi回線(貸出も可)
※ウェブカメラとノートカメラは無料で貸出しいたします。
※パソコンとポケットWi-Fiは在庫状況により貸し出し出来ないこともあります。